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先日はは台風14号による社員の退社の危険性を鑑み、会社を対外的には臨時休業とさせていただいた。
1996年以来、初めての決断だった。
ただ、会社としてはフルリモートワークで業務を続けることとした。夕刻のリーダー会議とスタッフの日報を見る限り、当社初の試み=出社ゼロのフルリモートワークはうまく行ったようだ。
臨時休業にした理由は、VPN環境に障害が発生した場合、社内スタッフが復旧対応ができないリスクを考え、対外的には臨時休業の判断となった。
ただ、この成功は危機時のフルリモートを現実化したわけで、小企業には大きな一歩。
仮に平時にフルリモートやってみるか?と話しても、先送りだったり、やたらと補助を置いたりと大変だったろう。
臨時休業の判断をせざる得なくなった技術的課題を今から潰してゆけそうだということもわかった。
今回の件で、フルリモートワーク&高レベルの協働組織に移行する過渡期にいるのだと今日実感した。
既存、新規のビジネスの成長を損なわず、現在のハイブリッドワーク(出社&リモートワーク体制)に引導を渡すのは私の世代のうちに実現するかもな。
あとはセキュアでコンパクトなオフィス環境やネットワーク環境をリアルにどのように確保するか?だな。今はやろうとしてもいろいろコストと施設の選択肢がアンバランス。
しかし、フルリモートワーク&高レベルの協働組織に向かう技術的、協働的な課題は解決しつつあるわけで、残る社会的な課題の解決はいつも時差がある。
経営者は危機を機会に、危機を制御できるように。というアンテナは常に張っておかないとと再認識。(当たり前)