【3本目】「西田哲学を開く――〈永遠の今〉をめぐって」小林 敏明著

年末に値引き販売していた岩波文庫を数冊購入。その中に紛れていた「西田哲学を開く〜永遠の今」。

一昨年に藤田正勝先生による西田幾多郎の社会人向け講座を受けたことがあるが、今ひとつピンと来ていなかった。

しかし、この本では「善の研究」から始まる「純粋経験」の西田の探求について、実存哲学から心理学などから読み解いていってくれる。

まるで推理小説か探検小説のように著者の見立てる「純粋経験」について導いてくれる。西田幾多郎の著作で頻出する造語が一文の中で繰り返されたり、重ねたりの理屈が見えてくる。

すごくスリリングで、年末年始の数日で読み切ってしまった。読み終えた後も知的な余韻を楽しんでいる。

特に純粋経験と時間の流れとの関係において、瞬間=現在に過去も未来も凝集しているという見立て。

自分が今抱えている個人的な問題意識に刺さってきた。

本当におすすめの西田哲学の解説書だと思う。

【2本目】「ウォークス 歩くことの精神史」レベッカ・ソルニット

昨年10月末に購入した「ウォークス 歩くことの精神史」をようやく読み終えた。

歴史上の出来事に、科学や文学などの文化に、なによりもわたしたち自身の自己認識に、歩くことがどのように影を落しているのか、自在な語り口でソルニットは語る。人類学、宗教、哲学、文学、芸術、政治、社会、レジャー、エコロジー、フェミニズム、アメリカ、都市へ。歩くことがもたらしたものを語った歴史的傑作。

左右社サイトより

【44日目】「ウォークス〜歩くことの精神史」 に出逢う。
昨年10月に衝動的に購入した時の気持ちは上のnoteに投稿した。

520ページもの分厚い本だが、著者とともに時間も空間も「歩いて行く」経験が楽しく、飽きることなく読み通すことができた。

「気ままに歩く」ということは人類史では、つい最近の出来事であり、獲得した自由であることが、丁寧に語られて行く。

合間に著者の経験も挿入され、この本自体が「歩く」テーマの旅のようだ。

発行している左右社の本紹介にすべての章が掲載されている。

どれも面白かったけど、あえて言えば、僕が惹かれた章は、「歩く」自由を拡張して行く様や「自由な歩行」の初期時代あたりか。

  • 第七章 ウィリアム・ワーズワースの脚
  • 第十一章 都市――孤独な散歩者たち
  • 第十二章 パリ――舗道の植物採集家たち
  • 第十四章 夜歩く――女、性、公共空間

持ち歩くには重いけど、美しい装丁の本を1ページづつめくって行くと、ありふれすぎている「歩く」意味の発展に目眩するような知的な快感を得られます。

2021年早くも1番の本かも。

【1本目】阪神淡路大震災26年目の今日。自分のためのブログ再開しよう。


あの朝から26年か。

何が起こったか全くわからないまま明るくなった朝。
全壊の我が家の前で、呆然としていた。

向かいの潰れた家々からか細くつづく助けを呼ぶ声声。
向こうまで見渡せる我が町。
漏れるガスの匂い。
走り回る洋犬たち。
行列の公衆電話。

ありきたりだが、ありありとフラッシュバックして、息苦しい時が今もある。だんだんと少なくなってきたが。

それが時間の経過かな。

この震災の翌年に創業した当社は今年で25年。

生き残った自分が立ち上がって始めた事業をきちんと引き渡していきたい。
と思う。

何度目かのブログの再開は、この日から。
そしてブログ名称も新たに復活。

【122日目】しばらく来れないので。

今晩、大阪にも緊急事態宣言が発令されるようだ。

専門家と協議はこれからなのに、発令予定が先に報道されるのも不思議だが。

発令されると飲食店のアルコール提供は19時までを要請されるそう。

となると行きつけの立ち飲み屋へ仕事上がりに寄ることもできなくなるだろう。完璧に感染予防されているお店だけど。

というわけで宣言前に軽く立ち寄ってきた。

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すでに名物の魚系は売り切れていたので、名物おでんの熱々の大根と厚揚げに甘いみそだれを掛けて、キリン瓶ビールで流し込む。

お腹も落ち着いたところで、少し時間のかかる海老と野菜のかき揚げをオーダーし、賀茂鶴の冷酒にチェンジ。

かき揚げが揚がるまで、おでんのねぎまとワカメを追加オーダー。

かき揚げが届く頃に、賀茂鶴をおかわり。

以上をPayPayで支払った。

しばらく来れないけど、乗り切って欲しい・・・

【120日目】2回目の緊急事態宣言がくる。

昨年4月の緊急事態宣言のときは発令前夜にぎりぎりまでテレワーク準備で慌ただしかった。

発令後は少人数でオフィスを交代で回し、慣れないテレワークでWeb制作の業務を進めた。トラブルも色々あったが、結果的に大事故もなく、今ではテレワークと出社の混合が日常になった。

今回の緊急事態宣言は、出社7割削減が目標らしい。
となると週5日勤務の場合、3〜4日はテレワークということになる。

年度末に向かっての繁忙期。
とはいえ、テレワーク体制には経験値は十分だ。

また機材類も冗長化や刷新などの投資により強化してきた。

2回目の緊急事態宣言がまもなく関西に靄ってくるだろう。
感染予防とレベルは変わらない体制の明るく乗り切ってみせる。

【119日目】「獄中記」佐藤優著を読了。



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佐藤優氏の獄中記 (岩波現代文庫) 読了。

一番引き込まれたのは、神と世界についての章だった。

そして、2000年初頭に獄中から佐藤氏が分析、予想した通りに、2021年現在の日本はなっているように感じてしまった。 

こういう優秀な分析官僚を政治家は使いこなさないといけないんだろうけど、今のコロナ対応を見ているとどうなんろうな。

今の日本の政治はプロの分析を反映できなくなっている。だなぁとも思った。

【117日目】2021年仕事始め

仕事始めの朝は、いつもの出勤時間より1時間早く出て、静まり返ったオフィスで準備をするのが儀式みたいになっていたのだが・・・

今年はすでに2名出勤していて、そのまま相談受付になり、慌ただしいスタートに。

2021年はコロナ禍による不況になるのか?Withコロナに慣れた新しい巡航速度になるのか?

まだまだ分からないけど、今年もスタート。

【116日目】ワイモバイルのコース変更で感じたDXへの期待と不安

ワイモバイルのコース変更をようやく。

従来のスマホコースが廃止になり、スマホベーシックコースオンリーになった。

主な改善は基本料金値下げとデータを使い切った後の速度改善かな。コースにより基本のデータ量も増えてる。

ただ、2年縛りがなくなったことと合わせて、割引が縮小。我が家の場合は差額を考えても問題なし。

データ量上限の天井も下げられた。これはソフバンとの差別化かな。



スマホベーシックプラン|料金|Y!mobile – 格安SIM・スマホはワイモバイルで

Y!mobileの「スマホベーシックプラン」のページです。スマホ(スマートフォン)・タブレット、ユニークなデザインのガラホ
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詳しくは検索して、情報整理してくださっているブログを見比べると良いかと。割とわかりやすいコース変更だと個人的には感じました。

さて、2年前。

僕はデータ通信用に別持ちしてたPocket WiFiをやめて、iPhoneに一本化する時に、データ上限の多さとコスパでワイモバイルに移行した。

ただ、今年はコロナ禍による出張の大幅減に伴い、求めるデータ上限値が下がったので、コース変更を決めた。

ちようと年始休暇中に2年縛りが解けたので、スマホコースLからスマホベーシックコースRへ。(21GB→17GB)

iPadでマイワイモバイルにアクセスし、選択肢をタップだけで、サクサクとコース変更終了。文字を入力する箇所すらなかった。

受付完了すると、後日に書面が郵送されるらしい。この辺りも国のDXが進むと、書面郵送もなくなるんだろうな。

さて、タイトルの本題。

DXの進展は、利用者目線では、押印とか封書送付とかがなくなり、スマホだけで手続きが完結できたり、それに伴う企業の負担軽減による実感できるサービス改良の方が先に期待されそうだ。

一方、企業目線だと、DXによるリソース減、リスク減、コスト減への期待が先に立つ。

この辺りの期待のすれ違いは、2021年あたりに目立ってきそうだ。

【115日目】NHK「入門ビジネス英語」をやってみよう。

自宅近所のTSUTAYAの書店エリアをぶらぶらしてたら、NHKのテキストコーナーを眺めてみた。

100分de名著が、話題の斉藤幸平先生による「資本論」か。とパラパラと眺める。これは帰宅したら、すぐに録画だな。

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その時、一冊だけ「入門ビジネス英語」が残っていた。

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今まで手に取ったことがなかったんだけど、レッスン内容が、かなり実際的に感じた。

何より新しいWebサービスは英語版が基本だけど、そこで見かけるフレーズもみられる気がした。

というわけで、英語学習にあんまり興味なかったけど、試しに買ってみることにした。

視聴も無料アプリで可能だし、聴き逃しても1週間は聴けるらしい。

出勤と昼休み時にやってみるかな。
学習記録はnoteに投稿してもいいしね。

【114日目】2021年は毎月「遊ぶ」日を作ることにした。

2021年新年早々のnoteが2020年の挫折と可能性の総括だったが、なかなか自分が納得する文章にまとめられなかった。

その背骨をくれたのが「西田哲学を開く――〈永遠の今〉をめぐって」だった。



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本書で学んだ(「不意に叩かれた」)と事としては以下の2点

1. 時間の流れ(過去→現在→未来)は、体験の瞬間の事後に位置付けられる事。
2. 体験の瞬間は、意味づけはされず時間が凝縮されている一点。その瞬間が非連続(終わり→始まり)を続けている。
3. 瞬間には過去からの必然と偶然(未知性)がないまぜである。

という事だった。他にも色々あるけど、このnoteでは上記かな。

2020年の総括でも書いていたけど、時間は未来へ流れ続け、偶然を制御できると思い上がっていた経営という反省。

逆に瞬間に内包されている生き生きとした偶然を無視していたとも言えるわけで、それは瞬間ごとに未来への可能性(未知性)を廃棄していたことになる。

それは生活態度にも表れていたように反省した。

というわけで、2021年は月に一度は「仕事」として、直接仕事に関係しないコトをインプットする日程を作ろうと決めた。

でないと、、、週6日仕事してるので、ともすれば過去の流れの情勢判断で進めてしまい、偶然性=可能性を取り込む機会が少なくなるリスクが出てしまうので。

というわけで、12月まで月に一度の直接、仕事に関係しない「遊ぶ」日を予定した。

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