12/18の最終日に中之島にできた国立国際美術館にて見て来た。
チケットはなぜか嫁が貰って来た招待券。今話題のプラネタリウムが見れる大阪市立科学館の横にある美術館である。「もの派」とはなにか?パンフレットに書いてある紹介を抜き書きしてみると、以下のようだ。
「もの派」とは、一つの教義や組織に基づいて集まったグループではありません。1968
年頃から1970年代前半にかけて、石や木、紙や綿、鉄板やパラフィンといった<もの>を素材そのままに、単体であるいは組み合わせることによって作品と
していた一群の作家たちに対して、そのように呼ぶようになりました。彼らは日常的な<もの>そのものを、非日常的な状態で提示することによって、<もの>
にまつわる既成概念をはぎとり、そこに新しい世界の開示を見いだしたのです。
という完璧で過不足の無い紹介。本当にその通り。僕は上記の紹介からを実際の作品群を見ながら、自分なりに読み替えて楽しんだ。
日常的な<もの>そのもの/<もの>にまつわる既成概念→頽落した対象の見方
新しい世界の開示→知っているはずの存在の開示
そんな感じかな。でも入って最初に高松次郎作「影A」から始まったお蔭でその後の作品群の閲覧に対して、一定の見方を持てた。(持ってしまった?)つまり「だまし絵」がヒントだった。
「だまし絵」=見るものの目を騙すことで、「理性的な判断」に疑いを持たすものたち。
ああ、さきほどの「もの派」の解説の裏面に行き着いた感じがする。
もう一方の一面は「そのまま」の表現。これは「そのまま」。
で。結局、僕に面白かったのは高杉次郎作品ということになる。
図版を買いたかったけど、売り切れ。残念。

