「幕が上がる」。

3西宮で映画「幕が上がる」を見てきた。
茶番とライブステージに慣れているとはいえ、演技素人のももクロの映画。
正直、あまり期待せずにニヤニヤするために出かけて行った。
なにより上映後に百田夏菜子ちゃんの舞台挨拶があるのだから、それだけでも価値がある。(と考えた)

ほぼ順撮りとのことだったので、ももクロメンバーの演技が説得力を持ち、
メンバーが演じているとは思えず、さえない演劇部のメンバーの奮闘にしか見えなくなってきた。
なにより黒木華さんが芯となり素晴らしかった。

とはいえ、黒木華との別れと百田夏菜子ちゃんの動揺は、ももクロメンバーで親友のあかりんとの別れを連想させられ、
また、本人もその感情を思い起こしながら演技してるのではないかと思われ、複雑に胸を打たれる結果となった。
深刻なモノノフの妄想かもしれないが。

また、演劇部部長の夏菜子ちゃんが、全部員に檄を飛ばす演説シーンでの「不安の正体」を語るセリフは、
哲学的でありながら、リアルな手応えがこちらにまで届く名セリフではないかと思った。

むしろ、大人の思惑でアイドル映画っぽくした部分が興ざめした気もして、バランスの悪い映画なのだけど、
ももクロや演者たちの生命力が見応えのある映画に持ち上げたように思えて、妙に記憶に残る映画になったように思う。
そのアンバランスさこそが「青春」映画なんかなあとか思った。

四海楼のちゃんぽん。開放感満点のレストラン。

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長崎出張の時間をみて、ちゃんぽんの始まりの店という「四海楼」に立ち寄ってみた。団体の観光コースと聞き、あまり気乗りせずに行ったのだけど、行ってよかった。
なにより5階のレストランからの長めが素晴らしかった。大きな全面ガラスのおかげで、海の上で食事しているような開放感。

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錦糸卵が乗っていて、上品な見た目。つゆは思ったよりもしっかりとしていた。

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餃子も一緒に頼んだけど、こちらはサクッと軽めの作り。ビールともぴったんこだった。

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なにより「ちゃんぽん御殿」のような建物に圧倒されるけど、あまり斜めに見ずに、一度、行ってみることをおすすめ。

食べログ
http://tabelog.com/nagasaki/A4201/A420101/42000053/

通販で冷凍もあるんだ。買ってみようかな。

Sucker Punch!〜無条件で見に行く感じの映画ってあるよね。

久しぶりに楽しみすぎる映画だ!

あらすじは、どうも精神病院に放り込まれた少女たちの妄想が暴発していくストーリーのよう。
「未来世紀ブラジル」とか「300」とか「ブレード」とかが混じったような感じの予告編。
こういう映画は無条件で見ちゃうんだよなあ。

ディックの「暗闇のスキャナー」が変な映画に

Warner Independent Pictures’ A Scanner Darkly — The Official Film site

実写に下手なアニメ絵を被せたような狂った映画が。。。
しかもまとりくすをやらサイバーパンクやらの申し子のキアヌが主演。
ぴったりだ。。。

なんで今更、ディックの「暗闇のスキャナー」を映画化?
他にやるべき作品があるだろ!!というのは、かつてのディック好きのロートルSFファンの声ですが。

ムービートレーラーが全然見れないけど。
でも、見たいな。。。

V・フォー・ヴェンデッタ

正直言って、あんまり面白くなかった。
政治的メッセージを伝えるには、生煮えな感じ。

ただ、911やイラクの捕虜虐待など、ブッシュの演説の息苦しさなど、ここ数年感じている息苦しさを<爆発>させているという感じかな。

Vの直接行動ってリアルな感じではなくて、あの仮面=匿名性における<悪戯>感覚って、ネットぽいかな?
とも思った。

なんだかあっちとこっちの世界の捉え方が製作者に整理できていない感じかな。マトリックスにもかんじた感覚。

むしろミュージックビデオ感覚のアジビラ(ただし思想なし)、もしくはオペラ座の怪人風味?という心象だった。

Pto_os_v_01

自主制作CG映画『惑星大怪獣ネガドン』かすげ〜な

自主制作CG映画『惑星大怪獣ネガドン』情報:

予告編見てびっくりした。あまりにストレートで。

でもほとんど一人で作ったという熱はあるわな。

見たいな。

Negadon Mv1

ローレライとU-Boatの比較

おすぎの映画天国|でおすぎにも「訳がわからないのよ」と言われているローレライシステムであるが、

映画で見れば大体分かるよ。分からんあんたの方がガンダム/エヴァ以降のカルチャーに疎いんだよ!

とのたまわるのは可能だが、賛成も少なそうだ。

という訳で昨日観た「ローレライ」である。

色々言われているみたいだが、普通に面白かったという感想だ。

特に傑作の「U-Boat」との比較が面白い。U-boatはとにかくドライ中に美学がある。

ジブラルタル海峡を渡るときのBGMと高揚感。その直前までの厳しいリアリズム。

そして、最後のあっけなさ。

一方、ローレライの方は、とにかくウエットだ。しかも最後は役所艦長の大見得で終わると言う

ファンタジー&美学。乗員の行方やラストの時計などSFだし、ジュブナイルとも言えるかもしれない。

妙にリアルなのはローレライシステムというのが面白い。

つらつらとローレライシステムの核となる女の子に最適なのは誰かとも考えてみた。

おっと、長くなったのでこれより先は追って。。。

ナイスな森???

あの怪作「茶の味」の監督が「ナイスな森」を制作中らしい!?

森ということは「茶の味」で浅野君が話していた「呪いの森」にかけているのだろうか?

それともなんだ?

石井克人監督の傑作群!どれも映画館で驚いた作品ばかり。

でも、なんか評価低いような気がするのは僕だけか。。。



“鮫肌男と桃尻女”



“PARTY7”



“茶の味”

戦争、喜劇映画の岡本喜八監督死去

戦争、喜劇映画の岡本喜八監督死去 – nikkansports.com

だそうだ。。。

あの傑作「ダイナマイトどんどん」の監督さん。

軽妙なセンスよいアクション映画を撮る監督に大御所っぽい扱いは逆に失礼だ。

むしろ、とっととDVDで全部出せ!(勝新の日中戦争の奴よ!)



“ダイナマイトどんどん” (岡本喜八)

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