【240本目】KODAK PIXPRO C1と一乗寺散歩

送り火翌日の蒸し暑い日曜日。ふと一乗寺へ散歩に行くことにした。

市バス3番線に乗って向かう。

元田中でバスを降り、ガチ中華の刀削麺で腹を満たし、恵文社へ徒歩で向かう。KODAK PIXPRO C1を右手首にぶら下げながら。

自分の居場所はiPhoneのマップ頼みでぶらぶら散歩するのが好き。

良さそうなお店もあるなぁ。

素晴らしい看板のたこ焼き屋。日曜休みかぁ。

恵文社は2〜3年ぶりかな。意思を持って並べられた本棚たちはやはり面白い。最近の自分の興味の変化を感じることもできた。

やはり偶に来ないとな。と思ったな。

恵文社に入口に近隣の書店マップがあり、眺めていると萩書房を発見。

古本祭りでよく立ち寄る古書店だ。

徒歩数分なので、汗をかきながら向かう。

萩書房では気になる本があったが、今回は見送り。

この後、サイゼリヤ一乗寺店へ移動し、冷たい紅茶で一服。

読みかけだった「存在と時間」一巻を読了した。

【237本目】雨の下鴨納涼古本まつりへ

今年も下鴨納涼古本祭りに駆けつけた。以下は過去の投稿。

あちこちの古本まつりに行くが、下鴨納涼古本まつりは私好みの本と出会うことが多い。

今年は大雨のせいで初日は中止。
今日も雨のせいで地面はぬかるんでいるが、熱心に皆さんが本を探してる。
私もだが。

棚を見ていると「雨がまもなく来るよ」と店員さんが本が積まれた平台にブルーシートがかかっていく。

お店は大変だな、、、

私は仕事の都合で駆け足で見て帰らねばいけない。
目当てのお店はしっかりと見つつ、ブルーシートの「おかげ」で寄り道を避けることができた。

結局、雨に降られる直前に退散。
ほんの1時間ほどの滞在で購入は2冊。

  • 「ハイデガー 存在の歴史」高田珠樹
  • 「出口王仁三郎」出口京太郎

「ハイデガー 存在の歴史」は「存在と時間」の翻訳で有名な高田珠樹氏によるハイデガー伝。
なぜ存在の思考に向かったのかを知ることができそうなので購入。古本で単行本を買うと積読になりがちなので購入を躊躇ったが、今、熊野訳「存在と時間」を読み進めてこともあり買ってしまった。

「出口王仁三郎」は以前から興味があったのだが、著者が孫ということで思わず衝動買い。三密堂さんでは毎回購入させてもらっているかも。私の好みに合うんだろうな。

毎回良い本に出ある三密堂さんのボード。
ユーモアとセンスあるなぁ。

次の古本まつりは百万遍知恩寺と四天王寺かな。
だんだん私の中で年間行事になってきたかも。

全国の古本まつりの予定はこちらを見るとわかります。

https://www.kosho.or.jp/event/list.php?mode=init

【230本目】Kodak PIXPRO C1衝動買いと夏の奈良散策

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【217本目】朝酒を楽しむ日本酒電車の旅

2月の日本酒電車の投稿が下書きのままだったので公開。

夜、ネット散策していると京阪電車が「日本酒電車」を案内している投稿を発見。
午前は弁当なしでつまみ中心。午後は幕の内弁当がつくらしい。
私は呑む時は食が細くなるので、迷わず午前の部を予約した。

当日は朝10時過ぎに京阪三条駅改札前に集合。
乗る号車も決まっていて、番号札を首からかけて待っていた。

時間になると号車ごとに案内されてホームへ。
まもなく「日本酒電車」が入ってきた。
普段のダイヤにはない特別電車だ。

電車に乗り込むと、ベンチシート前にテーブルが。
なんとも非日常的な車内の風景に大盛り上がり。

テーブルには今日提供される日本酒が書かれた紙。
15種類程度の伏見のお酒が出されるそう。
そんなに伏見には酒蔵があるんだと驚く。

席に着き日本酒電車が走り出すと、すぐに日本酒が続々と注がれた。
小さなカップ(お猪口くらい)でぐいっと呑む。
朝酒最高だ。

お稲荷さん3個と大量の酒つまみ系が提供された。
やわらぎ水のペットボトルもありがたい。

途中の駅で電車は停車し、トイレ休憩と撮影タイムも設定されていて安心。
トイレ休憩は2回あった。

日本酒電車の終点は「中書島駅」。
終点間近になる頃には参加のお客さんは例外なくほろ酔いの良い気分。
電車内は多幸感で溢れていた。

ちょうど中書島駅に着く頃には全ての提供された日本酒を飲み終えた。
楽しい時間だったなぁ。

来年も参加したい。今度は嫁さんも一緒がいいな。

<寄り道>

中書島で日本酒電車を下車後は、丹波橋の眠民で水餃子。

帰り道で四条大宮の庶民に寄り道。

【216本目】伏見の酒蔵で春の蔵開き初体験

伏見の酒蔵が3/15に一斉に蔵開きをすることを日本酒電車に参加した際に知った。

午前中、自宅でテレワーク後、京阪の中書島駅についたのは14時ごろ。

足早に酒蔵の方へ向かうと、すでにほろ酔いの人たちがあちこちに。

私はまっすぐに月桂冠 旧本社の伏見夢百衆へ向かった。

https://kyoto-fushimi.or.jp/sake/

調べたわけではなかったけど、やはり「きき酒会」をやっていた!

ここでは1500円で17種類の新酒を試飲できる。時間は30分間(程度)。

中に入ると日本酒がずらり。

お猪口に自分で注いでいくスタイル。

中にはやわらぎ水もあるので、ゆっくりと楽しめた。

三人組のサラリーマン同僚トリオからつまみを分けてもらったり楽しい時間だった。

駅に向かって歩き出すと、月桂冠の蔵開きに参加できた。

あいにく小雨気味だったけど、伏見全体がほろ酔いで良い雰囲気だったなぁ。

来年はもっと計画的に回りたいな。

【213本目】天下一品九条店の鶏もも焼き定食を堪能

最近、我が家の近所の天下一品が閉店した。新規オープンしてまだ間もなかったはずだ。

少し前に新商品の味噌ラーメンを食べて、近日に行こうと思っていたのに・・・

自宅から近い天下一品をGoogleマップ検索してみると、少し先に天下一品九条店があることを発見。

そういえば特徴的な店の外観が気になっていたのだった。

しかも食べログを見ると、天下一品 九条店 には「鶏もも焼き定食」があるらしい。

他では見たことがない気がする。

というわけで、日曜に自宅からウォーキングがてら西大路を下って九条店へ向かった。

ありました。西大路と九条通の交差点の南東角に建っていました。
外壁のネオンの看板が印象的。
日が暮れてからも見てみたい。

1階と2階があるようですが、私はひとりなので1階カウンターへ。
2階で大きな窓から道路を見ながらも良さそうだな。

メニューをみると九条店名物「鶏もも焼き定食」が大きく打ち出されている。

ラーメンはこってりにニンニクありで注文!

するとあまり待たずにやってきた。

鶏のもも焼きはデカい・・・

もも焼きがデカい・・・

ガブリと噛み付くと、あまじょっぱい味と鶏肉の味が口内に広がる。

ずるずると、こってりラーメンをすすると安定の天一味がうまい。

ただ、鶏のもも焼きと天一のこってりスープが合うのかどうかよくわからない。

ただむしゃむしゃと鳥もも肉にかぶりつきながら、ラーメンを堪能。

お腹いっぱい。

美味しかったけど、九条店の名物メニューになっている理由ははなんとなく想像できた。

【211本目】堀川戎の宝船

天神橋筋商店街を歩いていると堀川戎の宝船が商店街を練り歩いてた。
天満には長らくいるけど実は初めて見た。

宝船で樽から酒を振る舞っていたので、勤務中だけど一杯いただいた。

気づけば商店街には笹を持ってあるている方々が多い。
十日戎なんだなぁ。

【210本目】関帝廟での冬の静寂と参拝体験

正月休みの最終日。お昼から夕方まで独りで過ごす時間ができた。
いい天気だしどこかぶらつくか・・・と思いついたのが神戸の関帝廟。

10年以上前にも独りでふらっと参拝に行った記憶。
その時、廟内に置かれていた中華式のおみくじをやった。
とても背中を押された記憶がある。
ふと、また行ってみたくなったのだ。

京都の自宅から阪急京都線で花隈駅まで。
今日は阪急京都線の特急ものんびりとした空気。
仕事始め前日の方々も多いからだろう。
十三で乗り換え、大好きな阪急神戸線を楽しみながら地下の花隈駅に到着。

西口改札を出て、北に伸びる坂道を上がっていく。
坂道最初には浄土真宗神戸別院、別名モダン寺院がある。
神戸らしい寺院だ。

途中のファミマでドリンクを買おうと入店した時に忘れ物に気づく。
現金の入った財布を忘れた!
コンビニではスマホ決済で問題ないが、おみくじはできるだろうか。
不安がよぎる。

坂道を上がっていくと巨大な日蓮像が見えてくる。
日蓮宗のお寺だろうか。割とクセが強い寺院が多い・・・

大きな東西の道を左に折れると住宅街に朱色の関帝廟が見えてくる。
周りに観光する場所はなく静かな地域なので唐突感はある。

関帝廟の道路向かいには福建省同郷の会があった。
関帝廟は中華会館ともGoogleMapにあるので神戸華僑の拠点なんだろうか。
関西華僑については昨年以下の本を読んだ。
→関西華僑の生活史(読書メーター)

関帝廟の門から中へ入る。小さな境内なのだが幸い他に参拝者はいない。
おかげてゆっくりと飾りを眺めることができた。

教養不足のため彫り物や飾りについて意味を理解できず残念。

門をくぐり関帝廟へ。

数多くの線香が煙をくゆらせており、参拝に訪れる方々が絶え間ないことがうかがえた。

廟内に入り、おみくじはあいにく現金のみなので諦めた。

祀られた関羽様を始めゆっくりと参拝する。
廟の天井からは金色の天龍がこちらを見つめている。

冬の冷たい空気と静かさが私を包む。
ここに来る前に気分が波打っていたが、静かな勇気をいただけた。

お礼を関帝廟の神々へ伝え、後にした。
また何年か後に来た時は必ずおみくじします。

→関帝廟

【207本目】ある地方の交通

独居母の家に盆には私一人で帰る。父がリタイア時に田舎暮らしに憧れてなのか退職金で建てた一戸建て。父が亡くなり、今は母が独居だ。

そのため年に1〜2回。京都の私の自宅から特急に乗り、帰るのだが、最寄駅から母の家に向かう公共交通機関はタクシーが徒歩以外にもはやない。バスはとうになくなった。

レンタサイクルは駅前にあるがやってるかどうかわからない状態。
(お盆時に事前に電話予約したが当日は誰も受付におらず使えず。)

今年の大晦日はついに駅にいつも止まっているタクシーも捕まらず。タクシー会社に電話が繋がっても、夕方には早仕舞いしたと言われる状態。

結局、数キロを歩いて帰ることになった。
(途中、別のところに住む妹が車で拾ってくれた)

高齢者には免許返納を言っておいて社会的なフォローはほぼないんじゃどうすりゃ良いんよ。
この来秋にオンデマンドバスが始まるらしいけど。

国内のあちこちでこんなことになってんのかな。

私はもともと街育ちなので、終のすみかとして京都市内に自宅を建てた。
父とは真逆の判断となった。

【206本目】スキットルにウイスキーを入れて。

大晦日は独居の母が住む田舎の家に1人で訪ねる。

両親がリタイアで引っ越した田舎の家なので、私の故郷というわけでもない。

父が少し前に亡くなり、母は独居なので心配だが、生活できるうちはここに住みたいという。

年に2〜3回しか行けないが、LINEで連絡を取り合いながらなんとかやっている。

大晦日は嫁さんは猫達の世話があるので家に残り、息子の私だけが向かう。

偶然だが、大晦日に1人旅の時間ができることになっている。

いつも特急は満席なので、缶ビールを呑むのは気を遣いやりづらい。

そんなわけでスキットルにウイスキーを入れて昨年は持ち込んだ。

今年もやるか!と出発前にスキットルを出してきた。

冷蔵庫で冷やされていたニッカのウイスキーを引っ張り出す。

ジョウロでスキットルへ注いでいく。フルに入れる必要はないので半分くらいにしておく。

駅に向かう時、家にあったチョコを数個ポケットに忍ばせて。

無事に予約していた特急に乗り込み、席に座る。予想通り満席。

テーブルを下ろして、しばらく走り出してから、スキットルからウイスキーをチョコと一緒に。

飲み込んでしばらくすると胸と腹が温かくなり、心地よい。

さぁ。しばらく特急のひとり旅。

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