猛暑の東京8月。お盆まで。
とにかく人に会って、話しまくった。
多様性と規律が可能性と肚をくくる。
各自の解釈を奨励しつつ、規律と協働で戦列を固め、戦線を切り拓くには?
小規模組織には非常に大事な哲学だ。
僕らのような社会的弱い小規模組織は、我が身を持って、賭けることで勝利を掴むしかないのではないか?
日常的に勝ち目>負け目と読むなら、飛び込むことで血路は開くのではないか。
ただ、そんな賭けの可能性の発見自体も個々に自由な目線と判断がなければ。
つまり、多様性が少人数体制の僕らの可能性となる。
ただし、規律は必要。それが行動規範と諸ガイドライン。
多様性とは、個人の(行動規範やガイドラインすらも)解釈を許容することだが、
常に暴走との隣り合わせとなる肚づもりが必要。
それこそが、経営層の賭けなのだ。
「クロネコヤマト 人の育て方」に勇気をもらう。
お客様の期待に応えるために、組織を変え、教育を行っていく。
そんな「当たり前」だけど、格好良くない全国数万人のクロネコ達の取り組みを知り、勇気をもらった。
僕の会社のような小さな会社(15名弱)で、「お客様のために」と多少の利益を犠牲にしても、
結果を出し続け、成長をするんだ。という決意を後押しして、可能だということを実証してくれたので。
「唯物論」
随分、昔に読んだ本を何となく手に取る。組織をバージョンアップするためのテクスト作りに悩んでるのだが、改めて昔に「行動規範」を策定する時に読んだ本に立ち戻っている。
新人達が入社時点では、すでに多くの取引先様との関係があり、既存の関係性の中へ入っていくことが普通になってきている。
結果的に、お客様との関係を「当たり前の日常」と捉えてしまい、閉じた関係性で捉えてしまう。目に見えるのは、共感や提案の力の低下だ。お客様も我々を「日常」と捉えてしまい、相互の関係に「緊張感」がなくなってしまう。
改めて、自分たちの「外」に「客観的に存在」する世界へ絶え間なく接近していく姿勢を基礎に据付直さなければならないと思う。
「はじまりのレーニン」は、冒頭の「ドリン、ドリン」の章が何より面白く、僕の危機感を刺激してくれる。今また刺激してくれた。
この本によると、僕の危機感は「唯物論」なんだそうだ。思想的な正しさはよく分からんが、自分には、改めてしっくりきた。
この感触を捨てずに、今から先の組織向けのテクストを作ってみたい。自分たちの言葉で。
西宮えびすへ約束を@2015年
仕事における初詣。本当の仕事始めの儀式。
西宮えびすの十日戎へ。
自身と我が社の決意を約束する場。
今年は本殿参拝から、すべて完了するまで1時間半かかった。
去年より寒さがマシだったから、良かったかな
参拝終了後は、無数の屋台で乾杯。乾杯。乾杯
2015年も開戦や!
2015年「ラインを踏み越えて行く」
ラインを踏み越えて行く一歩を。
もちろん、今度はかつて力尽きたゲリラ・自給自戦ではない。戦略に基づいた浸透戦術で。
なおかつ同時に新戦術開発も進める。
組織として、仲間とラインを踏み越えて行く。
2014年仕事納めで振り返る
2014年の仕事納めを完了。無事かどうかはともかくスタッフを元気に見送り、我が社は2015年も前向きに仕事ができる予定だ。
自分のブログに「2013年の仕事納めで振り返る」というエントリーがあり、改めて読み返してみた。
苦しい過渡期は2年は続くと思われる。その最初の1年が経過した。
決断したこと。それは「組織戦で戦えるようになる」ことだった。
と書きつけており、決意と苦難を予測していたようだ。
次年度はこれらの運営力と精度アップか。同時に担っていく人材育成もしっかりと。
はああ。。。道程は遠い。
今はできたことを喜ぼう。
と、まだまだ道半ばの嘆息と、始まったことへの小さな喜びで締められていた。さて、2014年に取り組んだ「組織戦で戦えるようになる」ことへの運営力と精度アップの取り組みはどうだったのか?
リーダー、入社1年以上のスタッフたちの成長が目に見えてきて、2013年よりも声を荒げることなく進められるようになってきた。また、2年連続で計画的な新卒採用も行い、若い感性の強化だけでなく、組織化された我が社が当たり前の世代を広げていった。これにより生え抜きのスタッフは、「前はこうだったけど・・・」という愚痴めいたことを言えなくなったと思う。「組織戦で戦えるようになる」2年目の取り組みは、確実に前進した。
一方で、「担当者」の任務とはなにか?というもっとも仕事の根幹的な意味合いが揺らいでしまった面があり、12期下半期(2015年1月〜6月)で再定義を行いたいと思う。
それにより、「組織戦で戦えるようになる」準備はいったん完結としたい。
永続的な組織改編は続くが。。。
そして、次の「組織で勝ち抜く行動開始」という攻勢的な目標設定へ移行したいと思う。
そのために新3カ年計画「未来への攻勢」が重要な位置付けとなるだろう。
2013年から2014年を抜けて、2015年6月までの苦闘の3年間が、今後の我々の礎になってくれることを確信しつつ、2014年の仕事納めの振り返りとしたい。
2015年は、組織作りから攻勢への過渡期として、「活気ある」仕事をみんなでやりたいな。と願う。今ならできるとも信じている。





































