昨年4月の宣言直後、4/9の自分のブログを読み直してみた。
急激な全社的なテレワーク移行だったこともあり、こんなことを書いていた。
当社ではTeamsやHangouts Meetをメインでメッセージとビデオチャットに使っている。だから社内でも会話に相当することがこれらのツールに移行した。結果、以下に普段は会話をしているのか?と言うことを痛感した。もちろん無駄なことも多いだろうが、効率性ではなく、豊かな意味が溢れていたんだなと言うこと感じた。
まだ1年もたたないコメントなのだが、今とは全く違う直後の率直な感想なんだろう。
だからブログに書いておくのが意味がある。
まずツールが変わっている。
メッセージはTeams → Slackに1ヶ月ほどで変更した。当時はTeamsは動作が重く、ビデオ会議も不安定に思ったからだ。
(今はTeamも随分と改善されたと思う)
ビデオ会議はGoogle Meet →Slack、Zoom、Google Meetと使い分けている。
軽快に動くSlackに切り替えたので、ビデオは1on1ならSlack、複数ならSlackからZoomを呼び出し。
という日常的な使い方。Google MeetはSlackとの連携性が弱いのが難点かな。
オンラインサービスが大好きな私をはじめ、社員たちも胸落ちするのは一定の時間と摩擦もあった。
やはりオンラインベースでの組織づくりは、時間がかかるし、早くかかるに越したことはない。
幸い弊社は昨年4月に舵を切り、(切らざるを得なかった)社内コミュニケーションの真ん中にSlackが座り、1年弱が経過した結果・・・
今は、オンラインコミュニケーションでも豊かな意味と機会を創出できると確信し始めている。
新しい機会の一つは、個人的事情で会社の通勤圏外に引っ越すスタッフが、フルタイムテレワーカーとして、働き続けてくれることだ。
今までだったら退職以外に選択肢はなかった。年内に2名がフルタイムテレワーカーになるだろう。
そして二つ目は、通勤とテレワークが混在している環境で、新事業と新サービスも開発できた。
今、新しいご相談は舞い込み始めている。
【15本目】新規事業は本当にコロナ禍で断念すべきだったのか?
今、準備しているのは代表電話をテレワーカーにも内線電話のように接続する仕組みへの投資だ。
現在は、テレワーカーへのお電話は折り返しにさせていただいていた。
この仕組みの導入で、社内か自宅か問わずにお客様からのお電話にも対応できるようになる。
コロナ禍直後に、テレワークの可能性を背景にオフィス不要論が飛び交ったが、僕は慎重だった。
オフィスという場所に紐づいた信頼関係が物理的あるからだ。
その一つが代表電話だった。
1年前に常識だったことは検証されるべきなんだろう。
それはオフィスも一足飛びの不要論ではなく、再定義だと思う。
日経新聞のこの記事「「反転職場」の潜在力」も、そんな流れだと思う。
社内コミュニケーションの激変は、本当にあらゆることを変革するトリガーなんだ。























