【173本目】自分たちの手でサービスを開発する意味

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当社は20名にも満たない会社だが現在、自社開発サービスは5つある。
すべて顧客のお困りに応えるために身の丈を超えて開発してきた。
おかげで全て顧客にご利用いただいている生きているサービスになっている。

サービス開発も大変なのだが、リリース後もメンテ、アップデートが続くわけで本当に大変だ。

似たようなサービスがあるではないか?
そこまで自分たちで背負う必要ありますか?
という意見もしょっちゅういただく。

しかし、サービスを自社開発してリリースし、提案に反映し、サポートを行い。
という「身の丈」を超えているが手応えのある仕事をしていると、スタッフ達が自主的に業務の合理化やサービス普及の活動のアイデアを持ち寄ってくれる。結果的に小企業には「身の丈」を超えた仕事を自分ごととしてできるようになってきた。

当社の行動規範には「お客様以上にお客様を思う」があり、日常的な運営サポートで先回りした提案型サポートを実践している。顧客のお困りは担当者の自分ごとになり、自社サービス開発によるお困りごと解決という発想につながっている気がする。

中小企業こそ自社サービスを開発するのは社員達に自信と希望を提供することになるし、実践的な学びの機会にもなり、結果的に自社組織の改革も誘発するサイクルに入る可能性があるのではないか?と考える。 実体験として。

【171本目】どこでもウォッシュレットを。

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数年前に仕事のストレス&座りすぎで痔瘻になった。その治療の過程で便をした後に洗浄に気を配るように指導された。

ウォッシュレットをできるだけ使用。水を肛門に当てすぎないように。洗浄終了後、トイレットペーパーで水を取るイメージで軽く拭う。
おかげで今までお尻周りは順調に過ごせている。

ただ、ウォッシュレットの有無がいつも気になるようになってしまった。持ち運びできる電動式お尻洗浄器も買ったが、でかい、重い、うるさいのでいつしか使わなくなってしまった。

これでは生活が不便だ!となんとなく悩んでいたところ、手動で洗浄の水を出すシュピーラーを知った。多分、検索経由で見つけたと思う。

シュピーラージャパン
https://www.spuler-jpn.co.jp/

正直、公式サイトには怪しさを感じるが、動画や原理、歴史を読んで納得するものがあった。

すぐにAmazonで注文。
https://amzn.to/3HTrJO8

届くと早速、自宅のトイレで少し腰をうかして練習してみたが、噴射される水があちこちに飛んだり、垂れたりでなかなか使い勝手がわからない。
添付のマニュアルにも公式サイトにも使い方まではきちんと書いていない。

その後、色々と練習した結果。
便座に少し前目に座ったまま、そっと後ろからシュピーラーをお尻の方へ差し込み、ボディをそっと押すと、ちょうどよくに水が噴き出してくれた。
便座に座ったままなので、床に垂れたりも大丈夫。

これならバッグに忍ばせておけば、どこに行っても(お尻が)安心だ。

シュピーラーは私のようにお尻に課題がある人でなくても、ウォッシュレットがないと辛い人にも良い商品ではないだろうか?

あまり話題になっていないのが不思議な名商品。

【170本目】ロードバイクのナビをどうする?

最近、ロードバイクで京都市内を走ることが多い。
京都市内だと高低差も少なく自転車で行ける距離の場所が多いからだ。
駐輪場も割と多いし。

さて京都の町中とはいえ、細い道も多くナビは欠かせない。

ロードバイク用のナビ兼用の端末だと地図の表示もざっくりしてて画面も小さい。
というわけで、スマホをナビ代わりにしている。

ただ、メインスマホ(iPhone)をナビとしてロードバイクにつけると、
落下リスク、付けたまま離れるリスク、連絡があった時対応できないリスクなどが気になるところ。

そこで入浴時に使っている引退したスマホ(Android)をナビ代わりに装着してみた。


GoogleマップでナビをしてくれるのはiPhoneと変わらない。
一枚余っていたSIMカードを挿入したら、GPS連携もしっかりして、ロードバイクのナビとしてはバッチリだった。

2018年に深圳で買ったスマホ

おかげでメインのiPhoneはポケットに入れておくので、バッテリーも温存されて良い役割分担になりそう。

もっと早く気づけば良かったなぁ。

【169本目】しずかなインターネットをはじめてみた。

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年末にネットでふと見かけた「しずかなインターネット」というワード。
気になって検索してみると開発者の方の投稿を見つけた。

しずかなインターネットの技術構成

競合にあたるnoteやはてなブログなどのサービスが確固たる地位を築いているということもあり、「お金にはならないだろうけど、自分の趣味を詰め込んだものにしよう」というゆるい気持ちで開発を続けています(楽しい)。

趣味と言っても文章投稿サービスなので、ユーザーが少数であったとしても長期間運営しなければなりません。

と書かれてた想いに惹かれて、私も開設させていただいた。
https://sizu.me/goroo

実は年末からBloggerで「独りで酒と飯と本。時々、猫。」という写真メインのブログをひっそりをはじめていた。
https://altlife1969.blogspot.com/

どうもBloggerは性に合わないなぁ。
と思っていたところなので、乗り換え先にちょうど良かったのかも。

しずかなインターネットはスマホブラウザでの編集が何よりやりやすい。
個人的にはnoteよりも使いやすい。

つぶやき系は2024年にもう一度、Xを使ってみようと思っている。
https://twitter.com/goroo

なので140文字以上の殴り書きテキストは「しずかなインターネット」にお世話になろう。
少し腰を落として考えた文章は拠点である本ブログに投稿する。
https://goro1969.com/

X、しずかなインターネット、本ブログの三本をメインに2024年は投稿していこうと思う。

【168本目】手書き日記をNOLTY ワイド2ではじめる。

近年はほぼ手書きをしなくなり、簡単なメモやアイデアを書き付けることすらも面倒になってきていた。私の手書き文字は、自分自身でも読み直せないくらい粗く、大きくなっていた。
元から字が汚いのに・・・。

「文字を書く」能力低下に動物的な危機感を感じ始めていた。

2022年。コロナ禍のテレワークで体重が増え、やる気が低下した時もジム通いで体重も体調も戻したが、その時も同じような動物的な危機感を感じたからだ。

そこで2024年から手書き日記を始めることにした。
日記帳を丸善で探し出したが、NOLTY ワイド2を選択。

選択理由は1週間見通せること、ペンホルダーがついていること、薄くて大きさがちょうどいいことなど。11/27から利用できたので、すでに5週間ほど、毎日続いている。

毎日続けるために最低限のフォーマットがあったほうが良いかと考えて、

  • 天気
  • 気温
  • 昼ごはん
  • 勤務形態
    は最初に書き出すことにしたら、意外にハードルが低くなり続きやすくなった気がする。

5週間を経過して、手書き日記を見直してみると、文字のサイズが小さくなり、行が揃ってきた。だんだんと手書き能力が戻ってきているのかも。

1年間続くといいなぁ。

【167本目】2023年目標「挑戦と貢献」はどうだったか?

2023年に印象に残った仕事から目標だった「挑戦と貢献」について、のんびりと振り返ってみる。

◎アフターコロナ移行

年度末の忙しさの中、2020年〜2022年のコロナ禍対応をnoteにまとめ。これで私も会社的にもコロナ渦中の奮闘を総括。その後、4月からマスク着用任意化に合わせてコロナ禍対応を縮小した。
ここからアフターコロナの2023年がスタートした。

◎社内で起こったコト

  • 1時間の集中時間開始(4月)
  • 「新戦略2023」3カ年経営方針スタート(7月~)
  • スタッフ制作技能テスト開始(9月〜)
  • 顧客サポート体制の検討開始(11月〜)
  • 提案体制の検討開始(12月〜)
  • 新人教育再構築の検討開始(12月〜)

◎社外向けに起こしたコト

• 年間マーケティングプランをスタート(4月〜)
• 24年度新学期提案検討(〜4月)→提案活動(〜6月)
• 顧客向けメールマガジン配信を対象別に切り替え(7月〜)
サービスサポートサイト公開し、自社サービスのオンラインマニュアルを全公開(5月)
Shopphours LP開設(5月)
大学生協様向けWEB制作お役立ちサイト公開(5月)
プランユーケーWEBまつりを初開催(5/10〜6/30)
• アカデミア系生協協業チーム立ち上げと協業拡大開始(7月〜)
Informakerオンライン学習会を初開催(8月〜12月)
• スマホ向けCMS「App-Up (アプアップ)」開発開始(8月〜)
自社サービスLP刷新し、問い合わせ増加(9月)

アフターコロナ開始の4月から年内いっぱい既存のお客様向けの組織や情報発信、学習会を整備。
この間、属人的対応にとどまっていた顧客への貢献を組織的に運営ができるよう形を作った。
2024年に向け、一層レベルアップする議論も11月から開始している。

新しい機会創出の努力の結果、新しい相談が増えたけど、提案力に課題も実感。年末から様々な試行を解している。これもマーケティング成果による出会いの増加のおかげだ。

また、産休育休取得のスタッフが当社初で現れ、休みを組織的にしっかりと支えることができたのは地味に嬉しかった。

ブログに書けることだけでも、2023年の私の目標「挑戦と貢献」について一定達成できたかな。
2024年は2023年の成果を基礎として、ズレに適応しながら前進をしたいなぁ。

2024年目標は「適応する前進」に決めた。

【166本目】帰省時にスキットルにウイスキーを詰める。

父が亡くなり、母が独り暮らす田舎の家に大晦日は息子の私だけ一泊する。嫁さんは猫達の世話があるので元旦早朝に来てくれる。

さて、父亡き後、母の住む家には基本は酒はない。大晦日に酒は欲しい。

というわけで、スキットルにウイスキーを詰めていくこうと前日に思い立った。

スキットルは数年前に買ってあった6ozのヤツがあった。ウイスキーは冷蔵庫奥に飲みかけのままだったHiNIKKAの残りを全て注いだ。

最近派ウイスキーは居酒屋やコンビニの缶でハイボールを呑むくらいだったから久しぶりだ。

特急に乗る直前にコンビニで買ったチョコを肴にする。特急がガタンと走り出し、しばらくしてからウイスキーを付属のお猪口に注ぐ。

チョコに齧り、ウイスキーを冷やで呑んでみる。

旨い!

12月末の奮闘に疲れた身体の芯に響く旨さ。

とはいえ、ウイスキーはしばらくすると身体をポカポカにし、酔いが心地よく回ってくる。

スキットルはステンレス製だが、特に金属臭もなく、美味しかった。

これは癖をなりそうだ。

また、旅のお供にしたい。

【165本目】iPhone用Magface対応カードケースは?

iPhoneにつけたMagface対応カードケースを11月から使用してる。

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カードは2枚入れてる。もう1枚刺せそうかな。

  • PiTaPaクレジットカード
  • オフィスのセキュリティカード

カードケースを外さず干渉せずに使えている。
ただ、PiTaPaは反応しない時があるので、改札を通る時はパッと外してタッチしてる。

カードケースは磁力がそれほど強くないので、つけ外しも簡単だし、本当便利。

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【164本目】2023年心に残った本たち。

読書量は多くはないが、心に残った本はブログに残している。あとから振り返ると時代や私の情勢を反映している気もする。分析まではしていないが。

2023年の心に残った本をテーマと読んだ時期別の並べておこう。未来の自分に向けて。見出しのテーマは何となくおお掴みなのはご容赦ください。

重苦しい世界編

1月にこの本を読んだ。香港の騒動があり、もう深圳には行けないなと感じたりしていた時期。
サブタイトルの21世紀「中華」圏の政治思想を知りたくて読み出したが・・・ユーラシア大陸の復権と梅棹忠夫の「文明の生態史観」を知ったことのほうが大きな収穫だった。

1950年代に書かれた文章にも関わらず、2023年現代を語っているかのような文章に驚く。 軽快な文章にも関わらず、鋭い切り込みと仮説に引き込まれた。今、改めて使える見立てなのではないか、、、 と読了後に読書メーターに書きつけたが・・・この時、2023年が想像以上にユーラシアの時代になるとは思ってもみなかった。

様々な軍人、政治家が出てきて、様々な思惑で自国のために動くが、戦争は始まる。 また自国を守るために手を打てば打つほど、戦争に発火すると燃え上がる。それはもはややむ得ない矛盾だろうか。 上巻では、まだ本格的な会戦、有名な塹壕戦は始まっていない。ただ、兵士の命を消耗する戦い方が開始される。経済的関係によるコストへの恐れだけでは、戦争抑止には不十分だと感じた。

希望の哲学編

昨年読んだ「チョンキンマンションのボスは知ってる」に続く小川さやか先生の2冊目。
本作に出ている「ウジャンジャ」は我々の日常でもあるはずだけど、「良くないことだ」としてしまってる気がした。 その考え方が息苦しさもたらしているかもと。
経済自由化、市場経済の中、小売商、卸売商同士が、互いのことをまともに知らず、口約束で日々の商売をやりくりし、持ち逃げもある中で、互いに「支えて合っている」あっていることに驚かされた。
市場経済の希望はそこここにすでにあるのかもしれない。 姿をかえながらとも感じた。

図書館から借りた「出口なお」を2〜3日で一気に読了。 凄惨としか言いようのない人生の苦難から厳しくもゆたかな意味をお筆先を語り続けた出口なお。
著者の社会変化との関わりで客観的な分析の底に、出口なおへの優しい眼差し。
最後の一文を読み、歴史研究本なのに思わず涙が流れた。 不思議な読書体験になった。

毎年、何らかのハイデガーの翻訳本やハイデガー解説本を読んでいるが、今、ハイデガー哲学をタブーなく俯瞰できるのは本書のみではないか。 「野の道」にある「隠された調和」について長く困難なハイデガーの旅路。 引き込まれるようにあっという間に読了した。
再読したい。

物語編

私は小説や架空の話はあまり読まない。しかし「サラゴサ手稿」は分厚い上中下巻にはまり込んだ。
下巻を読み終わった直後の感想。
「ついにサラゴサ手稿の長い旅は終わった。 豊穣な時間を過ごせた。 最後はピタリの複雑で多様な物語は収まった。 解説本を読みたい気分。」
岩波から解説本が出ると期待していたけど・・・残念。
人生の役に立つことはないが、絶対に豊かにしてくれる作品だ。

まとまらないまとめ

2023年はアフターコロナが約束された明るい1年だと期待したが、総じて暗い影が全世界にのしかかり続けた印象。それはユーラシア大陸の復権、戦争とも繋がる気がして前半にそういう本を読んだが、予想通りか・・・ただ、個人や仲間が生きていく可能性もまた本には多様に展開されている。

2023年のピックアップした本たちを眺めてそんなことを思う。
2024年はどんな本を読むのだろう。

【163本目】無人書店「ほんたすためいけ」感想

「ほんたすためいけ」を東京出張ついでに視察した。
2018年に深圳で無人コンビニがたくさん開店した時も自腹で見に行くくらい無人店舗が好きなんだよな。

なぜかはよくわからないけど、無心店舗になればなるほど、仕組みや貼り紙などに人間臭さを感じるからかもしれない。

さて、「ほんたすためいけ」は入店には会員登録が必要。
事前にLINEミニアプリで会員登録済みだったのでカメラにかざすと、すぐに入店できた。

会員登録はLINEミニアプリだが、LINEが入ってないスマホないだろうし、会員登録は氏名くらいなので、その場でも即会員登録することもストレスはない。

書店内は小さいけど、軽く手に取りたい本がぎっしり。コミック、ビジネス書、新書、話題本、文具などふらっと書いそうな品揃え。棚には手書きホップが各所にあり、無人店舗感は希薄になってる。

購入は2台のセルフレジ。よく見かける感じのやつ。当然、現金決済はなし。

「ほんたすためいけ」に初めて入店したけど戸惑うことがない。
すでにコンビニやスーパーで経験してる無人購買体験が身についてるんだなと実感。

各所に後張りの注意喚起貼り紙があるので、いろんな反応を集めて微調整してるんだろう。

箱として店の仕組みは完成してるから、つまりは品揃えと棚作り、集客の工夫に尽きるのかな?となると当たり前の課題に返ってくるんだよな。

深圳で見た無人コンビニでも結局、お客さんには無人化動画より品揃えが納得できるかなんだよな(しょぼい店が多かった)ことを思い出した。

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