
天神橋筋商店街を歩いていると堀川戎の宝船が商店街を練り歩いてた。
天満には長らくいるけど実は初めて見た。
宝船で樽から酒を振る舞っていたので、勤務中だけど一杯いただいた。
気づけば商店街には笹を持ってあるている方々が多い。
十日戎なんだなぁ。
立ち飲ミストで経営者のモヤモヤブログ

天神橋筋商店街を歩いていると堀川戎の宝船が商店街を練り歩いてた。
天満には長らくいるけど実は初めて見た。
宝船で樽から酒を振る舞っていたので、勤務中だけど一杯いただいた。
気づけば商店街には笹を持ってあるている方々が多い。
十日戎なんだなぁ。
正月休みの最終日。お昼から夕方まで独りで過ごす時間ができた。
いい天気だしどこかぶらつくか・・・と思いついたのが神戸の関帝廟。
10年以上前にも独りでふらっと参拝に行った記憶。
その時、廟内に置かれていた中華式のおみくじをやった。
とても背中を押された記憶がある。
ふと、また行ってみたくなったのだ。
京都の自宅から阪急京都線で花隈駅まで。
今日は阪急京都線の特急ものんびりとした空気。
仕事始め前日の方々も多いからだろう。
十三で乗り換え、大好きな阪急神戸線を楽しみながら地下の花隈駅に到着。

西口改札を出て、北に伸びる坂道を上がっていく。
坂道最初には浄土真宗神戸別院、別名モダン寺院がある。
神戸らしい寺院だ。

途中のファミマでドリンクを買おうと入店した時に忘れ物に気づく。
現金の入った財布を忘れた!
コンビニではスマホ決済で問題ないが、おみくじはできるだろうか。
不安がよぎる。
坂道を上がっていくと巨大な日蓮像が見えてくる。
日蓮宗のお寺だろうか。割とクセが強い寺院が多い・・・

大きな東西の道を左に折れると住宅街に朱色の関帝廟が見えてくる。
周りに観光する場所はなく静かな地域なので唐突感はある。

関帝廟の道路向かいには福建省同郷の会があった。
関帝廟は中華会館ともGoogleMapにあるので神戸華僑の拠点なんだろうか。
関西華僑については昨年以下の本を読んだ。
→関西華僑の生活史(読書メーター)
関帝廟の門から中へ入る。小さな境内なのだが幸い他に参拝者はいない。
おかげてゆっくりと飾りを眺めることができた。

教養不足のため彫り物や飾りについて意味を理解できず残念。
門をくぐり関帝廟へ。
数多くの線香が煙をくゆらせており、参拝に訪れる方々が絶え間ないことがうかがえた。
廟内に入り、おみくじはあいにく現金のみなので諦めた。
祀られた関羽様を始めゆっくりと参拝する。
廟の天井からは金色の天龍がこちらを見つめている。
冬の冷たい空気と静かさが私を包む。
ここに来る前に気分が波打っていたが、静かな勇気をいただけた。
お礼を関帝廟の神々へ伝え、後にした。
また何年か後に来た時は必ずおみくじします。

2017年にKindleで「新約聖書 新共同訳」を購入したが読まずに置きっぱなしになっていた。
昨年に法然について読み耽ったこと。昨年末に思うことがあったこと。などから読んでみようかと思い立った。
ただ、信者ではな私が書かれた言葉のままに読みすすめるのは難しそう。そこで聖書通読のやり方に沿って、淡々と読み進めてみることにした。
参考サイトは多数あり、ペーパー版で読む進める支援ツールがあることもわかった。
ただできればデジタルツールで気軽にやってみたい気持ちもあり、色々調べてみるとGoogleスプレッドシートシートで配布されている教会を発見。
Googleスプレッドシートをマイアカウントに複製させていただいた。これで全体像を掴見ながら進捗を記録することができそう。
読了できるか自信ないけど楽しみながら読み進めよう。

私は小さな会社の経営者として生活の大半を過ごしている。
そのため毎年、年始に立てる個人目標は経営者としての目標とイコール。
いつから個人目標を立て始めたのが覚えていないが、振り返るのは年末だけ。
ふと思い立ち、10年間の目標を振り返ってみた。
すべてDayOneに投稿していたので引っ張り出すのは容易だった。
ありがとう!DayOne!
目標のスローガンをみると、当時のことがありありと思い起こされるのは意外。
この時期は小さなWeb制作会社にも関わらず自社開発CMSをリリースし、提案を進め始めた時期。2016年目標の「Sharpen & Reloaded」はそんな挑戦への心意気だったと思い起こされる。それまでのひたすらWeb制作を行い、更新サポートのみを行う労働集約型構造から労働集約+サービス提供の混合構造に変革し始めた。 それに伴い、組織構造も大きく改変。大きな戸惑いを抱えながら前進を続けた。
個人目標はそんな時期の前進の旗となった。
2019年時点では、自社開発CMS+Web制作に自身を深め、新規顧客開拓の議論を始めた。ビジネスショーへの出展も具体的に構想していた。またスタッフ都合によるテレワーカーも生まれたことで、ハイブリッドワーク環境が準備されていた。
そんな中、2020年春に到来したコロナ禍。
2020年目標は2019年までの自信を胸に外へ挑戦を行う想定の目標だった。しかし2020年秋まではスタッフも会社も生き残ることが最優先で目標達成どころではなかった。 ただ今振り返ると、やはり目標を立てたことで、毎日厳しい判断を迫られた自分の指針になっていたことに気づかされる。
コロナ禍ではじめた社内向けメルマガは対面できない会社と社員間の共感を作るためにはじめ、今も続いている。ビジネスショーへの出展計画は取りやめとなったが、秋には新規事業分野の挑戦を開始。
オンライン会議を活用すれば、新規開拓=新しい出会いを実現できることも確信できた。
コロナ禍が日常化&長期化を見通された中での個人目標になる。
2021年目標「現在を深化させ、未来を探索する」は既存顧客をWeb制作支えつつ(収益もあげつつ)、新規分野としたアカデミア系に挑戦する1年するつもりだった。 既存顧客はともかく、新規分野はオンライン/非対面が基本となる。もし、オンライン/非対面での新規開拓できるなら、コロナ禍後も展開できるとの期待もあった。
2022年目標「勇気ある前進と誠意ある深耕を」は2021年でのオンライン/非対面ので可能性に手応えを得たことで、組織的にできることを全て挑戦する意思表明だった。
コロナ禍が続く以上、経済は不活性が続くのだから、今のうちにポストコロナの種まきをする経営的な判断でもあった。一方、コロナ禍で疲弊した既存顧客には売上より寄り添ったWeb活用の提案を進めることにした。
2023年は不意に「コロナ禍は終わり」となった。既存顧客を応援する貢献をしようとオンライン発信を様々に開始。また新規提案も担当者ごとにバラバラだったが全社で知見を集めた基本提案を練り上げ、オンライン提案を広げていった。 コロナ禍中にはじめたアカデミア系への新規提案は組織的にアクセルを踏み込む判断を行った。ポストコロナは既存顧客と新規開拓の2軸展開を本格化させる意思表明だった。
2023年の挑戦は前進と失敗が厳しくない交ぜだった。要因はコロナ禍中に始めた構想には現実との乖離があったためだと評価した。そのため2024年目標を「適応する前進」とし、ポストコロナの現実に「適応」し成果を追求することとした。あわせて組織も「適応」させるべく大きな改編を実施するつもりで1年間に臨んだ。結果的に「適応」を行い、成果もあげ2024年を終えることができた。
2025年目標「未来の礎づくり」
2016年から2024年までを振り返ると、コロナ禍をはさみ内外の環境は大きく変貌したものの、Web制作の知見を大切しつつ、自社サービス開発&提供という事業構造の転換はコロナ禍が加速した。また2019年時点では見えていなかった新規開拓の戦術はコロナ禍がオンライン/非対面を強要したこと。考える時間がとれたこと。などから2021年からは明確な戦略、戦術で今日まで推進することができている。
さて私自身については現在55歳。45歳から始めた個人目標はコロナ禍も乗り越えて、ここまでたどり着いた。そろそろ自社が継続する未来を示し、顧客にも働くスタッフにも安心を提供する責任を感じている。
そのため2025年目標は「未来への礎づくり」とした。
この目標の「未来」には私は含まれないだろう。
だからこと創業者として可能な礎づくりに力を尽くす1年としたいな。

独居母の家に盆には私一人で帰る。父がリタイア時に田舎暮らしに憧れてなのか退職金で建てた一戸建て。父が亡くなり、今は母が独居だ。
そのため年に1〜2回。京都の私の自宅から特急に乗り、帰るのだが、最寄駅から母の家に向かう公共交通機関はタクシーが徒歩以外にもはやない。バスはとうになくなった。
レンタサイクルは駅前にあるがやってるかどうかわからない状態。
(お盆時に事前に電話予約したが当日は誰も受付におらず使えず。)
今年の大晦日はついに駅にいつも止まっているタクシーも捕まらず。タクシー会社に電話が繋がっても、夕方には早仕舞いしたと言われる状態。
結局、数キロを歩いて帰ることになった。
(途中、別のところに住む妹が車で拾ってくれた)
高齢者には免許返納を言っておいて社会的なフォローはほぼないんじゃどうすりゃ良いんよ。
この来秋にオンデマンドバスが始まるらしいけど。
国内のあちこちでこんなことになってんのかな。
私はもともと街育ちなので、終のすみかとして京都市内に自宅を建てた。
父とは真逆の判断となった。

大晦日は独居の母が住む田舎の家に1人で訪ねる。
両親がリタイアで引っ越した田舎の家なので、私の故郷というわけでもない。
父が少し前に亡くなり、母は独居なので心配だが、生活できるうちはここに住みたいという。
年に2〜3回しか行けないが、LINEで連絡を取り合いながらなんとかやっている。
大晦日は嫁さんは猫達の世話があるので家に残り、息子の私だけが向かう。
偶然だが、大晦日に1人旅の時間ができることになっている。
いつも特急は満席なので、缶ビールを呑むのは気を遣いやりづらい。
そんなわけでスキットルにウイスキーを入れて昨年は持ち込んだ。
今年もやるか!と出発前にスキットルを出してきた。

冷蔵庫で冷やされていたニッカのウイスキーを引っ張り出す。

ジョウロでスキットルへ注いでいく。フルに入れる必要はないので半分くらいにしておく。

駅に向かう時、家にあったチョコを数個ポケットに忍ばせて。

無事に予約していた特急に乗り込み、席に座る。予想通り満席。
テーブルを下ろして、しばらく走り出してから、スキットルからウイスキーをチョコと一緒に。
飲み込んでしばらくすると胸と腹が温かくなり、心地よい。
さぁ。しばらく特急のひとり旅。


2024年に読んだ本で心に残った10冊をまとめてみた。2021年からなんとなくまとめている。1年振り返ると、意外に無意識の思考傾向が出てきて面白い。読書メーターのおかげでセレクトしやすくなった。
読書メーターに感謝。
2024年の超話題作。私のガルシア=マルケス初体験。なんとなくホテルニューハンプシャーの1万倍濃厚な内容に感じられた。 主役の一族を呪われたとは思わず、親戚くらいの気持ちで読み耽った。
私は初代ウルスラが家を守る陽気さ、粘り強さに惹かれた。 ラストは驚いたけど予想できたので納得感。 なお、文庫版冒頭についてる家系図があれば似た名前で惑うことはないし、作品的に多少惑っても問題なし。
2023年はサラゴサ手稿。2024年は百年の孤独。幻想的な小説を読んでいるなぁ。
軽い気持ちで読み始めたが、平安時代後半から鎌倉時代に入るあたりから強烈に面白くなった。 日本精神が動き出したという感じ。上巻を読み終えて振り返ると、まさに日本精神史だなと実感。 様々な遺物について見方が変わるだろう。
そしてほぼ1年かけて「日本精神史」上下巻1200ページを読了。 縄文遺跡から江戸時代末期の「東海道四谷怪談」までの「日本」精神との長い旅をともに歩き切った。 深い感銘というのだろうか。 不思議な感覚だ。
天神橋筋商店街の天牛書店で入手した一冊。京都では身近な浄土真宗を知りたくて読んだが、「南無阿弥陀仏」を軸に法然>親鸞>一編とラディカルに突き詰めていく思想史に惹きつけられた。挿入される法然、親鸞、一編の文章や問答を見ると、市井の人たちに鍛えられた確かさを実感した。
本書が書かれたのは昭和27年にもかかわらず、宗教が遠くなった現代だからこそ響く仏教思想入門では。この一冊で法然に強い関心を持ち、「法然の衝撃」「選択本願念仏集」まで読み進めることに。
京都国立博物館の法然展も興味深かった思い出。
幕末江戸の生活を聞き書きした一冊。 出たのは明治末でぎりぎり江戸の話を聞ける頃とのこと。 さまざまな階層の名もなき庶民の話は文章の味もあって読み耽った。 美味しい店なんて情景が浮かぶよう。 江戸の人たちは元気で好奇心満々。文庫で増補された「今戸の寮」は隅田川をゆく舟が印象的。 老婆の語り口に引き込まれた。ひたすら美しい。
明治憲法が発布後、西欧から評価されたのは知らなかった。また憲法を作るために素朴なところから高度なところまで知見を集め、伊藤博文が仕上げたのは惹きつけられた。 明治憲法に先立ち行政を整備して、憲法を推進する受け皿を用意した組み立ては、企業運営にも参考になる。 私は創業経営者なので本書を中小企業の承継の視点で読んだが、終始参考になることが多かった。 変な読み方だが。
神戸を中心に戦前からの華僑の人たちの生活史がさまざまに語られる。阪大大 震災以前から発災直後まで神戸に住み、学び、働いた個人の記憶の神戸が蘇るようだった。 もちろん幻想もあるのだが。 神戸の街を作ってきたのは間違いなく華僑の方々の関わりが深いことを知ることができた。
中国の大半を占める10億人の農民を現実。知らないことだらけ。そして胸落ちする展開。 そもそも中国の政体をわれわれの民主政との比較で安易に批判するのが良いのか?についても考えさせられた。 習近平体制の進展に伴い、筆者が農村への住み込み調査は「できなくなった」そう。 本書タイトルは「中国農民の現在」だが2010年代初頭までの研究成果のようだ。 コロナ禍の封鎖態勢が影響を与えたのかどうか。 より知りたいと感じた。
「開城工団の人々」を読了。 「語り手のうちの一人から「作家さん、この本よりも(北朝鮮の労働者達の)下ネタ集を作った方がもっと売れると思います」と提案されたのですが、ホント、イカした企画になるかもしれません。」 〜「開城工団の人々」より ※()は私が補足
私たちは北朝鮮の人たちが働く現場の日常すら知らないんだよなぁ。 この本で綺麗事でなく南北の人たちが一緒に働く現場で、結局、相互尊重に落ち着く様が現実的だと実感できた。未来に参照される歴史を記録した一冊。
トランプ、文在寅との交渉後、金正恩はどう判断したか? 先軍政治から先経政治へ移行するための核、ミサイル?? などなど日常的に眼にする北朝鮮に関する記事の読み方の幅を広げる一冊。韓国とは別の国として北朝鮮が明確に歩み出した現在。この一冊を読んでおくと、東アジア情勢に関するニュースの見通しよくなること確実。それでも「開城工団の人々」での可能性は喪失していないと思うのはナイーブすぎるだろうか。
2025年はどんな本を読むだろうか。本を読まない人生はあり得ないので多読ではないけど、色々な本に出会っていきたいな。ここの書かなかった本たちも楽しい経験に感謝。

12/28。無事に自社の仕事納めを迎えた。
弊社の事業年度は7月から6月なので、12月は上半期の終わりとなる。
そのため仕事納めの日に上半期の事業進捗をスタッフに報告する。
ポストコロナが2023年に実態として始まり、2年目でもある。
結果としてはとても明るい報告を共有することができた。
コロナ禍中に始めた事業構造の改革が山あり谷ありではあったが、きちんと回り始めたと言えそうだ。
2020年はコロナ禍からスタッフと会社を守り、2021年からポストコロナを見据えて、事業構造の変革を開始。見つけてもらえるようDIYマーケティングと独自サービス開発。
働き方はハイブリッドワーク中心に移行しつつ残業を減らし、効率を高めた。
コロナ禍の緊張感のもと進めた改革は、結果的にしんどいことも多かったし、別れもあった。しかしこうでなければ、スタッフが信頼できる未来は描けなかった。
今、私は55歳。ふと振り返ると、50代前半は経営者としてコロナ禍と闘いながら過ぎていったのだろう。
年末だからそんなことをツラツラと。
私にはいつも本を数冊は同時に読み進める癖がある。
1冊だけ読んでいると煮詰まるような感覚になるから。
ふと手元を見ると、今読みかけの本達は1冊を除いて全て古本であることに気づいた。
こうなった理由を考えてみると・・・
だろう。
休日に丸善に行くのは、目当ての本があることがほとんどで、古本まつりのように何冊も衝動買いはしない。だから丸善に行かなければ新刊を読むことがない。 また会社の近所には質の高い古書店が2~3店舗あり、昼休みに除いてちょこちょこ古本を買ったりする。
住んでいる町には幸い個性的な独立系書店も大型書店もあるので新刊が遠のいた感じはないが、これは幸運な環境だろう・・・
結局、手元に積読されている古本ばかり読む日常になっている。
2024年古本まつり参加と購入メモを振り返ってみた。
今年は古本まつり巡りをできるだけやってみようと、Googleカレンダーに登録して計画を立てた。
テントに出された無数の本棚を見て周り、帰り道では購入した本を眺めながら一杯やる。
そんな古本まつり巡りは私の趣味になりそうな感じもある。
4月
四天王寺古本まつり
8月
下鴨納涼古本まつり
11月
えべっさん古本まつり
百万遍知恩寺古本まつり
2025年はもう少し古本まつり巡りを広げたいな。
神田の古本まつりとか遠征もしてみたい!