Dayone、Googleフォトで振り返っていると、経営に関する本についての記述が目立った。経営者として影響を受けたと思われる本をピックアップしてみた。とはいえ、僕は創業者で仕事と私事が明確に分かれていないし、人間的成長と経営者の成長が切り分けできていないという課題がある。
「資本主義と闘った男 宇沢弘文と経済学の世界」
なんと言っても最も感銘したのは「資本主義と闘った男 宇沢弘文と経済学の世界」だった。
読了してすぐにnoteに感想を投稿していた。感想は上記に。
「両利きの経営」
次に自分の経営判断の迷いを整理して、勇気づけてくれた「両利きの経営」。
「深化と探索」を経営判断で向き合った企業、向き合わなかった企業それぞれの劇的な事例を紹介してくれていた。考え方として「深化と探索」が無謀な2正面作戦ではないことに勇気づけられた。
「サブスクリプション・マーケティング」
「深化と探索」の探索の一環として「サブスクリプションマーケティング」を選抜社員と読書会を行ったことも自前の認識を持つきっかけになった。
「明治天皇という人」「畏るべき昭和天皇」
「上に立つ」意味、役割を考えらさせられたのは、松本健一の明治天皇、昭和天皇の著作だった。
明治天皇本を読んだあと、すぐに昭和天皇本を読了。
「創業者」と「継承者」の連続性の困難と可能性が実感できたかな。
「未来の地図帳」
上記2冊が過去からの学びとしたら、これからくる地続きの未来を現実的に考えるきっかけになったのは、以下の「未来の地図帳」。
人口減少による派生的影響について、重要な認識を持つことができた。今年以降の激変対応開始を腹落ちできた。
最後に年末年始で読んだ本。「知略の本質」。
はじめに書かれていた旧日本陸海軍には逆転の戦略はなかった。特定の文脈での成功に過剰適応し、根本的な変化を受け入れられなかったことに衝撃を受けた。
はじめが敗走でも、学びながら、自己否定し、革新しながら逆転していく史実に勇気づけられ、決意が固くなった。
以上が覚えている範囲の経営に影響があたったかもの本達だ。やはり知識、認識をアップデートして、自身の情勢から可能性を掴み取らなければ。
それには2020年も本を読み続けたい。