【26日目】コロナ禍で「気配り」が消えてゆく

定期検診で歯医者に行った。緊急事態宣言でも完全な感染予防を導入してくれて、診察を止めなかった信頼できる歯医者さんだ。

最初のオフィス側で駆け込んだのが最初だけど、以来、15年以上付き合っている。オフィスはその後、移転したけど、毎月の検診には通い続けている。

ビジネス街にある歯医者らしく待合室には男性向けの読み物が充実していた。スポーツ新聞、「サラリーマン金太郎」「北斗の拳」、ゴルフ雑誌などなど。

きちんと顧客層を見て選ばれている感があり、適度の入れ替わりもあって、気配りをいつも感じていた。

しかし・・・緊急事態宣言以降は書棚には幕がかけられて、書物を手に取る子はできなくなった。

それがやむ得ないことだ。

ただ・・・ふと気がつくと、社会の隅々まで「心地よい気配り」は「撤去」か「封印」されてしまった。

むしろ気遣いは「感染予防」に全力投入された。「感染予防」を尽くしている店や医院をみると安心感があるのは事実。

だだそれは緊張感を伴う安心感だ。コロナ禍前の気遣いとはリラックスさせるコトが多かったと思うんだけどな。

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