2008年7月、ソフトバンクからiPhone3Gが出たときから、ずっとiPhoneを使い続けている。
当時のツイートを見返すと「東京出張はiPhone3Gひとつで十分乗り切った」なんて書いてあった。
あれからもう16年以上。1〜3年ごとに買い替えてきたけど、デザインとして気に入ったのはiPhoneXが最後だったかもしれない。
仕事はどんどんクラウド化し、働き方もハイブリッドに変わった。支払いも生活のあれこれもスマホひとつ。iPhoneはすっかり「パートナー」になった。だからデザインにときめかなくても、ちゃんと動いてくれて、iOSは使いやすく、壊れにくければそれで十分だと思うようになった。買い替えるたびにワクワクは減ったけど、「確実に良くなっているな」と実感はあった。
そんな中で出てきたのがiPhone Air。
「重い・分厚い・カメラが複数」という最近の常識を全部無視したモデル。まさにAppleの「蛮行」だなと感じた。もちろん失ったものもあるけど、その潔さに惹かれてしまう。
iPhone Airの恐ろしさは「首から上が本体」なところ。それ以外ほぼバッテリー
Gizmodoのこの記事を読んで、折りたたみiPhoneやARグラスの開発過程で得た技術が詰まっているんじゃないかという妄想。
首から上をプラトーにして、あとは全部バッテリーという極端な設計は、実験の匂いもする。
今はiPhone14Proを使っている。機能に大きな不満はない。
ただ、バッテリーが弱ってきたのと、Apple Intelligenceが使えないのは気になっている。
AI自体はChatGPTで満足しているけど、iPhone自体は買い換え時が迫っている。
iPhone Airと比較して驚いたのはバッテリーの持ち。
Apple Storeの仕様表だと、iPhone AirはiPhone14Proより新品同士で2時間も長い。
これだけで乗り換えの理由になる。
仕事柄バッテリーを持ち歩くのは当たり前なので、軽くて長持ちならありがたい。
音はモノラルでも構わないし、カメラも単眼で十分。むしろスナップ的に撮るのが好きなので好みかも。しかもiPhone14Proより20g近く軽い。
結局、近いうちに買い替えるなら、Appleの「蛮行」を楽しんでみたいと思った。
だから予約開始日にiPhone Airを予約した。
思い返すと、PowerMac CUBEもMacBook AirもiPadもApple Watchも初代を買った。
もっとさかのぼればNewton MessagePadのユーザーでもあった(遠い目)。
Appleの「最初の一歩」に付き合うのは、自分にとってもう宿命みたいなものかもしれない。
来週にはiPhone Airが届くらしい。
久しぶりにiPhoneにワクワクしている。
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