
すべてのノートはObsidianに
自分の企画原案ノートや作文の下書き、打ち合わせのメモ。そういうものは全部、Obsidianに集約している。
共有ドキュメントだけはGoogleに置いているけれど、基本はObsidianのVaultの中に溜まっていく。
Obsidianのいいところは、全部がMarkdown形式の軽いテキストファイルだということだ。だからファイルサイズも小さく、検索もすぐ終わる。しかもiCloudで同期しており、mac、iPhone、iPadで爆速でやり取りできる。
地味だけど、こういう安定感が一番ありがたい。
ChatGPTとのやり取りが習慣に
文章を練るときは、最近はObsidianからChatGPTにコピペすることが多かった。
一度自分で書いた文章をそのまま投げて、「言い回しを整理して」「この部分を膨らませて」と頼む。
返ってきた提案を取捨選択して、またObsidianに戻す。この流れが習慣になってきた。
Cursorを導入してみる
ただ今日、ふと思い立ってCursorを文章操作でも使えないかと触ってみた。
ObsidianのVault階層を丸ごと読み込ませたらどうなるか。
ファイル数が多すぎて重くなるんじゃないかと心配していたけど、意外にも問題なし。
さすがVS Codeベースだなと思った。
これだと、Obsidianで管理している膨大なメモや文章を、Cursor経由でAIに直接読ませられる。しかも文章をブロック単位で区切って、AIからの改良提案を見ながら「これは採用」「これはパス」と判断できる。
まるで横に編集者がいるような感じで、これはなかなか便利。
ChatGPTとCursorの違い
もちろん、ChatGPTに直接コピペするやり方のほうがシンプルではある。けれどCursorだとObsidian内のテキストファイルを直接でAI経由で編集できるのが面白い。
単発の原稿ではなく、過去のノートや断片まで視野に入れて提案もできるようだ。
ひとつ気になっているのは、最近気に入っているGPT-5 Plusとの相性だ。
ChatGPTのほうが提案を採用することが多く、文章に寄り添ってくれる感じがある。Cursorはツールとしての操作性は良いけれど、同じ感覚を持てるかどうかはまだ未知数。
こればかりは、しばらく使い込んでみないと分からない。
今のところの結論
私のテキストファイルの雑多な集積もAIを経由することで、私の脳が過去の知見も取り込んで拡張される感覚が面白い。
テキスト集積は過去の(今では忘れている)私なので、私の個性とも言えるだろう。
Obsidianに書き溜めた自分の声をAIが呼び覚まし、この瞬間に提案してくれる。
当面は、ChatGPTとCursorを行き来しながら文章を練ることになると思う。
そのあいだを行ったり来たりしながら、新しい言葉が生まれるのを待つ。
コメントを残す