【215本目】新社会人とコロナ禍(仮説)

コロナ禍中に転職してきた若者が再び転職する様子を振り返ってみた。

彼らが仕事を始めた直後にコロナ禍に入ると、就職前に描いたノーマルは一気にアブノーマルな職場に変わった。

コロナ禍による「こんなはずじゃない新社会人生活」。
彼らはいつ終わるとも分からない状況に転職に希望を託した。

コロナ禍中に転職に成功した先はコロナ禍に対応した職場になっている。
若者は新しい職場環境を「ノーマル」に慣れるべく頑張る。
しかし転職先も実態はコロナ禍対応中で既存スタッフには「アブノーマル」な日常であり環境。

ここで先行して働いている人たちとの認識の根本的なズレが発生する。

コロナ禍が過ぎ、転職先も新たなノーマルに移行する。
働き方をハイブリッドワークであったり、対面に戻したり。

顧客もまた事業の活発化/再起動に合わせ、コロナ禍より密度の濃い仕事環境に「戻る」。
しかし転職した若者はコロナ禍中の職場からの激変に戸惑い、「アブノーマル」になっていると強く感じる。

ここで再び転職によって、自分が納得する「ノーマル」を探す希望を託すことになる。
次の転職先では、職場への認識のズレが解消されることを祈る。

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