
Twitterは買収以来、ここしばらく騒々しく、ユーザーは不安を掻き立てられている。
米大統領選、フェイクニュース、買収騒動などが長く続き、ユーザーに遠心力が働いているように見える。
私自身も2007年4月からTwitterを使っているので、すっかり古参ユーザー。Twitter当初の不安定さを考えると、今の状態は、正直それほど驚きもない。
ただ、安定したTwitterに慣れ切っていて、金科玉条と思われた文字数制限すら変更されるという現実の前に、
「そこまでTwitterに固執するんだったっけ?」を振り返ったユーザーは多いと思う。ただ、今更、ブログ書いても、Twitterのようなコミュニケーションや偶然歯発生しにくいよなあとも思ってるんじゃないかな。
その結果、Twitterの代替を探す動きと、TwitterとBlogの間に可能性はあるのか?も模索されているように感じる。
Twitterから避難先で人気のマストドンの投稿文字数は500文字だ。
400文字原稿用紙+アルファというのは、久しぶりも戻ってみて、適当な文字数にも思える、
ただ、マストドンもTwitter同様のタイムラインというUIということと、ローカル/連合という複数タイムラインが、いまいち使いやすいと思いづらい。自分の過去の投稿一覧への見通しも悪い気がする。
今、TwitterとBlogの間に社会的ニーズがあるのか?
同時に望ましいUXやUIはどうあるべきなのか?
地道ながらも試行錯誤が広がっているようだ。
古参ネットユーザーであり、ネットが社会をよくできる力があると信じている私には興味深い動向。
ましてや、アメリカのIT企業の多くで、凄まじいリストラがされている。
彼らからあたらしいアイデアが出てくるといいな。
今、試しながら使っているのは、
- マストドン
- Nostr
- note
- Post
また、改めてメルマガも再興してきているようだ。
ブログとメルマガ送信、SNS投稿が連携しているスマートなサービスも立ち上がってきてるよう。
例えば、Substackなんて面白い。アメリカではすでに多くのジャーナリストが参加しているそう。
Twitter買収がトリガーとなって、安定=沈滞していたネット経由で発信する手段は再構築される過程なのだろう。
TwitterとBlogの間に起こり得る変化に目を凝らしておきたい。