先日、スタッフから当社の仕事(Web制作会社)はAIとどんな関係になるのでしょうか?との質問があった。
自分の考えをそろそろまとめておいた方が良いかと思い、現時点の考えをメモしておこうかと思う。
AIの存在論とは何か?
AIとは蓄積されたデータをもとに分析、予測を行う存在だ。ここから、存在の条件が見えてくる。
それは、
– データを絶え間なくインプットし続けなればならないこと
– データを受け入れ、アウトプットして行くならインターネットが必要なこと
つまりデータを食い続けられる条件が必須であり、それが存在論になる。
逆にその条件を止めるとAIは死ぬ。
AIが生き残るために
絶え間なく、新鮮で幅広く、深いデータを集め続けるためには、AI開発者はapiを開き、さまざまなコトを自分のAIに接続しようとするだろう。代価としてAIの能力の一定の開放とともに。

そして、人とAIの協働=ケンタウロス型関係が立ち上がってくるだろう。
AIのユビキタス化
Googleがゲームストリーミング「STADIA」を始めると発表した。
ユーザーの端末はクラウドで処理されたゲーム表現を映すだけになるそうだ。
もちろんコントローラーの挙動はクラウドコンピューターに伝えられ、ゲームが進行する。危惧される挙動の時差はクリアされつつあるそうだ。
5G時代が本格的に到来するとさらに、いつでもどこでも強力なクラウドコンピューティングをつかえるようになるのだろう。
つまりそれはAIのユビキタス化だ。
ユビキタス化はステップを踏んで進んでいる。
今、予想できる未来は、ケンタウロス型協働でWeb制作の力がもっと増幅され、より顧客やサイト来訪者に可能性を提供できるかもしれないということだろう。
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