昔から読書を本当に好きな奴は多くはなかった。僕が大学生の頃(1980年代)でも、年に1冊も読まない奴はゴロゴロいた。
下宿に遊びに行ったら、本棚がガラガラで、読むのは週刊スピリッツとヤンジャンだけとかね。
当時、暇つぶしで読んでいた奴は、現代ではスマホゲームへ流れたんだろう。結果的に雑誌を筆頭に売上は急降下のようだ。
あまり人は真剣に本を読まない。だからこそ、逆説的に読書はいまだに武器たりえる。インスタントにもディープにも力になる。
そう思える人だけが読めばいいと思う。
ただ、仕事で読むならガイドはあったほうがいいだろう。
だから会社が選書して提供するのはありだと思う。変な自己啓発本なんかではなく、自分たちの仕事の存在論を解釈できるような本についてだが。
経営層は特に自社の事業を誰よりも深く長時間考えているわけで、選書のガイド役をすべきだろうな。
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