0311後の東京では、おそらく絶え間なく以前よりも濃厚な放射性物質が覆っているのだろう。
0314に僕は新宿のカメラ屋で中古のLeicaM8を購入した。
0311以前に立ち寄ったそのカメラ屋は平日でもおっさん達で賑わっていた。
僕はそれを見て、「さすが新宿、東京は違う」と思ったものだ。
でも0314の午後に立ち寄った時は誰一人店内にはいなかった。
店員が暇そうに展示中のLeicaM7を拭いていた。
思わず「今日はえらく人がいませんね?」と言うと、
「電車とか色々なことがありますもんね」とのことだった。
じっくりと中古のLeicaM8を選ばしてもらうと、特売のほぼ新品の商品を案内してくれた。
「普通ならすぐにネットか店で売れるんですけどねえ」
との言葉は、この数ヶ月売れ行きを見ていた僕には同感できる言葉だった。
サクサクと購入手続きをし、店を去る時に店員がこう言った。
「初期不良の交換は2週間です。こんな時ですし、なかなか撮影できないかもしれませんが、しっかりと確認してくださいね。」
「こんな時だけど、撮りますよ。なんかあったら相談に来ます。」
といって、店をでた。
そこから怒涛の震災対応と東京オフィス出店の3ヶ月が過ぎていった。
その間、ほとんど東京を撮ることができなかった。
ようやく、昨日の午前中にほんの短い時間を撮影した。
Tokyo2011 after 0311

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