冬の到来とともに行方不明だった自転車が帰って来た。


昨晩、ポストに1通のはがき。
8か月以上前に行方不明になった僕の自転車を宝塚市が保管しているとの通知だった。

12月1日までに取りに来ないと廃棄します。
取りに来たら3000円です。

とのこと・・・。

スーパーに買い物に行っている少しの間に行方不明になり、
「あ~。あのボロ自転車は帰ってこないだろうなあ」と思い、盗難届も出さなかった。(盗難届を出しておけば、移動料の3000円は払わなくてもよかったらしい)

もともと以前にも盗まれて、「適当でいいや」と10000円くらいで買った安売りのママチャリ。

あちこち壊れるのだが、なんとなく自分で修理したりしているうちに不思議な愛着が湧いていた。だから、盗まれた時は、不思議な哀しさとなんとなく帰ってくるんじゃないかなあという気がしていた。だから、新しい通勤自転車を買わなかった。
(今日は引き取りに行きながら、この嬉しい感情からPKDの「アンドロイドは電気羊の夢を見るか」を連想した)

自転車返還所のおばちゃんに事情を話すと、えらく同情されて、自転車の空気やら油やらをさしてくれた上に、長い旅路の間にさびてボロボロになった前かごを交換する用に格好いい前かごをくれた。なんでも廃車から取っておいたそうだ。

油を差してもなお、キーコキーコなる我が愛車は、冬の到来とともに帰ってきた。明日から、一緒に通勤である。

あ、サドルも変えなきゃ。

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