アントニオ・ネグリの講演集である「<帝国>とその彼方」に掲載されていた<帝国>というタームの定義。いろいろと言われているけど、これが一番分かりやすいと思った。
ネグリ曰く
<帝国>というのは、グローバル市場における主権の構成の過程です。新しい主権の構成の過程なのです。実際、調整を要求しない市場はありません。市場には自己調整機能があると想定することほど、質の悪い神秘化はありません。したがって市場がグローバルになるときには、それはグローバルな調整を必要とするのです。
これは分かりやすい。また、生政治性やマルティチュードなどのタームも分かりやすい。
やぱり講演集だからだろうか。