数年間使った眼鏡の鍍金が痛んできたので、そろそろ新しい眼鏡を買いに行くことにした。この10年間、浮気を少ししたが、いつも同じ眼鏡店だ。
はじめは2000年前後に心斎橋の小さいお店に偶然、立ち寄った。
急に眼鏡が壊れて駆け込んだという感じだった。
そこでの接客と検査が満足できたし、なによりも自店開発のフレームが気に入ったのだ。
その2~3年後に神戸店ができたので、そちらでも作らせてもらった。間にちょっと浮気をして、今日に至るわけだ。今では心斎橋店も神戸店もなくなり、むしろ東京に店が増えているようだった。
茶屋町店では、気に入ったクラシカルなフレームを選ぶと、店員は僕の名前を聞いて、カルテを探しに行った。特に期待していなかったが、しっかりと心斎橋店、神戸店の手書きのカルテが出てきた。それを見た瞬間、僕は信用した。
その後、これまで通りの丁寧な検査を行い、レンズの構成の提案は3種類。
購入するレンズの種類の提案も綿密に。
完成は1月末。とっても楽しみだ。
そして、高いレベルの接客にはお金を支払う価値があり、商品自体の価値も高めると久しぶりに再確認した。



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