が僕らの途上に現れた。予想よりも出足が早い。
とはいえ、早いというのは僕らの時間軸であり、巨視的に見れば予想の範囲内か。ただ、もう少し時間が欲しかった。
このまま交戦に突入せざるを得ない。
もちろん交戦とはこちらの心持ちであり、実際には協同になれればいいのだが、そうもいくまい。というのが僕の今の所の感想だ。
なぜなら、相手は巨大な上、特定分野における実績もある上、システム開発において後出しだからだ。後出しのシステムは絶対的に有利だ。しかもリソースも存分に保持している。
こちらの優位点は何か?
それほどカードがあるわけではないが、いくつかはある。
数少ないカードをいかにして切り、相手と連帯するか?
開戦はまもなく。

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